Home > とっておきのバングラデシュ旅行の楽しみ方 > 普通の旅じゃモノ足りない☆バングラデシユNGO活動とマイクロクレジットの村訪問、カパシア村ホームステイ、そして、孤児院訪問

普通の旅じゃモノ足りない☆バングラデシユNGO活動とマイクロクレジットの村訪問、カパシア村ホームステイ、そして、孤児院訪問

【世紀の大発明!マイクロクレジットとその制度を支えるNGO活動】

バングラデシュのマイクロクレジットについて説明を受ける マイクロクレジットについて説明をしてくれたNGOのスタッフ

マイクロクレジットとは、小規模融資と訳され、その名の通り少額の融資を元手に貧困から脱出するための有益な手段として考案された。マイクロクレジットはバングラデシュのグラミン銀行が起源とされ、その画期的な仕組みは世界的な広がりを見せた。現在では、バングラデシュのような発展途上国に限らず先進国にも普及している。
バングラデシュでは、調査、準備期間を経て、正式には1983年に、貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資として事業が開始され、主に農村部の女性を対象にして行われている。
その仕組みを簡単に説明すると以下の通り。


  1. 1.比較的低金利の極少額の融資と無理のない長期返済

  2. 2.個人に対して貸付けるが、返済を怠るとグループ全体が連帯責任を負う

  3. 3.返済が完了すると何度でも繰り返し融資を受けることができる


バングラデシュで出会った笑顔
思わずこちらも笑顔になる!本当に幸せそうな笑顔

マイクロクレジットは、貧困を減らすには「援助」でなく「融資」が有効であることを世界に知らしめた革新的な制度となった。それまで主流だったのは、援助金や物資を送って貧困層を助けるという発想だったのだが、他国からモノやカネをもらえると期待していては、いつまでたっても自立できない。貧困生活を根本的に改善するには、自分の力で生活を支えられるように、起業の手助けや融資をするほうが即効性があると気付いたのである。そして、貧困に瀕している農村部に対してその制度を紹介したり、実際の導入の手助けや組織作りに積極的に寄与しているのがNGO団体なのである。各NGO団体は、その仕組みを深く知り運営のノウハウを身に付けるための講習会も積極的に行っている。バングラデシュのマイクロクレジットの普及活動において、NGO団体の活躍は欠くべからざる存在となっている。ファイブスタークラブのツアーでは、NGO団体・パプリ(PAPRI)の活動を見学する。パプリは、日本のNGOのサポートを受けながらバングラデシュ人が運営、管理するNGO団体。パプリの主な活動は幅広く、マイクロクレジットから教育援助、障害者への支援、12~18歳の女性を対象とした健康をテーマとした活動など様々な分野で活躍している。

バングラデシュで出会った貧困から脱出を図る女性たち
貧困からの脱出図る女性たち

これまで、マイクロクレジットの制度を利用した人々の約90%が女性だという。それは、「家庭内で女性が経済的な力をつければ、子どもの食事や教育が行き届くようになり、生活が向上する」という考えの下、女性に積極的に貸付をしていることによる。
ファイブスタークラブのツアーで実際に、マイクロクレジットを利用している村を訪問すると、利用者である女性たちとまだ幼い子供たちが出迎えてくれる。基本的に週1回の返済日にミーティングが持たれるのだが、その会にツアー参加者も参加することになる。そこで、実際の利用者やNGO団体のスタッフから話を聞くことができる。まだ、外国からの訪問者が少ないので彼らも興味深々で対応してくれるのがうれしい。

バングラデシュで融資手帳を見せてもらった
融資手帳の中身を見せてもらった

マイクロクレジットにつての概要説明が終わると質疑応答となる。お互いが質問をし合うのだ。そこで、質問に答える彼女たちの表情は、貧困から脱出しつつある希望と喜びに満ち溢れ、見学者として訪れている我々に新鮮な空気と生きる活力を送り込んでくれる。世紀の大発明であるバングラデシュのマイクロクレジット制度を自分の目で体で確かめてみよう。
マイクロクレジットの仕組みを作り上げたグラミン銀行とその創設者であるムハマド・ユヌスは、2006年ノーベル平和賞を受賞した。

【バングラデシュの片田舎・カパシア村で心温まるホームステイ】

バングラデシュの家庭料理 バングラデシュの家庭料理(カパシア村)

ダッカの北、約3時間半の場所にあるカパシア村は、典型的なバングラデシュの田舎である。バングラデシュの首都ダッカでさえ外国人観光客は珍しいのだから、カパシア村の歓迎ぶりは想像がつくだろう。めったにやってこない外国人である我々は、ある種、スター気分が味わえる。ホームステイ先の家の壁は、今では日本でも珍しくなってしまった土壁。屋外にホームステイ者専用の共同トイレ&シャワーがある。バングラデシュの気候から温水シャワーは必要ないので水シャワーのみ。ただ、ホストファミリーに希望を言えば、バケツのお湯を用意してくれるので必要ならお願いしてみよう。
ホストファミリーの家の周辺は緑にあふれ、バングラデシュの自然をたっぷりと満喫できる。庭先に放し飼いされている鶏は日々の食料の材料となり、ヤシの木が至る所にところに生えていてヤシの実はいつでも飲み水として活用できる。また、南国特有の果物などもあり、タイミングがあえば食べることもできるだろう。近くに川が流れていてカントリーボートの川下りも楽しめる。田園風景を眺めながらのクルーズは爽快である。ランチはホストマザー特製の手作りカレー。辛さを調節してくれるので辛さに自信のないかたは希望を伝えよう。いずれにせよ、とっても美味しいカレーを作ってくれる。長閑な気分を味わいながら自分の個室でお昼寝もよいだろう。バングラデシュの田舎の村で贅沢なひとときを過ごせる。

バングラデシュの家庭の指導で作ったカレー
完成です!レッスンで作ったカレー

バングラデシュのカパシア村でホームステイファミリーと記念撮影
ホームステイファミリーと記念撮影(カパシア村)

そうこうしているうちに夕方となると、バングラデシュ家庭料理のレッスンが始まる。言葉は通じないかもしれないが心配ご無用!身振り手振りで何とか理解できる。そして、材料は写真に撮っておこう。あとで日本語のガイドさんに確認することができる。そして、夕食。ホストファミリーと共に自分が作った料理を味わう。時々、夜間に停電することもあるが、そんな時は、充実した今日1日を振り返りながら寝てしまおう。それもまた楽しいひとときとなるだろう。

【元気に明るく生きる子供たちとの交流は何よりのバングラデシュのお土産!コックスバザール・ラムー村の孤児院訪問】

バングラデシュのラムー孤児院で記念撮影 全員で記念撮影(ラムー村孤児院)

バングラデシュには多くの孤児院が存在する。災害や貧困など、様々な要因で孤児となってしまう子供たちが多数いるのである。コックスバザールは、ミャンマーとの国境に近いという土地柄、難民の受け入れ活動も活発で、ミャンマー人の孤児たちも少なくないそうだ。
ファイブスタークラブのツアーで訪問するラムー村の孤児院は、アッガメダ仏教僧院のすぐそばにある仏教系の孤児院。ここで、子供たちが将来自立できるよう様々なケアが行われている。
孤児院を訪問すると、院長または職員が館内を案内してくれる。まず気付くことは、館内は綺麗に清掃されていて、子供たちの規則正しい生活ぶりが推測される。でも、子供たちそれぞれの机の上にはいろんな書籍が置いてあり、様々なことを学んでいることもうかがい知れる。英英辞典や、分厚い英語の文法書もあり、将来、世界に羽ばたくであろう、孤児院の子供たちの活躍を祈りたい気持ちになる。

バングラデシュの空手チャンピオンの少女
空手チャンピオンの少女

バングラデシュで歌ってくれた子供たち
唄を歌ってくれた子供たち

この孤児院での交流では、子供たちと通訳を通してお話をする機会も作ってくれる。子供たちに、将来の夢は?と質問すると「先生」「お医者さん」「ダンサー」「歌手」など、夢溢れる答えが返ってくる。また、日常での子供たちの学習の成果を見せてくれる。例えば、全員で歌を聞かせてくれたり、空手を学ぶ少女は空手の型を見せてくれる。因みにその少女は、何某かの大会で優勝経験もあるそうだ。できることならば、訪問する我々も子供たちに何かを見せてあげたいものである。日本の歌でもよいし、なんでもよい。子供たちは、何よりも外国人との交流を心から望んでいて心から楽しみたいと思っているのである。2011年に行われた、ファイブスタークラブの社員旅行での交流会では、あるスタッフは擬似相撲を披露し、坂本九の「幸せなら手をたたこう」を紹介した。その時の子供たちの喜ぶ様子は一生忘れることのできない思い出となった。また、できれば、日本から学習用品や女の子が喜びそうな髪留めなど、安いもので構わないのでちょっとした贈り物も持参するとよいかもしれない。子供たちの日本への興味も増し交流もさらに深まることだろう。

リンク集
Twitter
Feeds
CC Licence

Creative Commons License

このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。

このページの上へ戻る