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カオスと喧噪のバングラデシュの首都ダッカを往く

バングラデシュ ダッカの大渋滞
訪れた者はまずこの雑踏に圧倒される(大渋滞のダッカ)

バングラデシュの首都ダッカは、人口過密な国内最大の都市。
街の通りは人とリキシャー(自転車タクシー)、CNG(天然ガスで走る小型タクシー)、タクシーがひしめいている。最近インドでも少なくなってきた自転車(つまり人力)のリキシャーが、ダッカではそれこそ洪水のように見られる。世界一のリキシャーの街と言っても過言ではないだろう。排ガスや渋滞のひどさはバンコク以上。町の混沌ぶりはインド以上。かなり旅慣れた人でもびっくりしてしまう旅の洗礼を受けられる街である。
街を流れるブリゴンガ川に面した港、ショドル・ガットでは、川と運河の国バングラデシュらしい水とともに暮らす人々の生活を垣間見ることができておもしろい。

バングラデシュ ダッカの物売りの少年とお兄さん
もの売りの少年と通りがかりのおにいさん(ダッカ)


観光客が少なく、それゆえ旅行者向けの情報も少ないので、アジアの都会では珍しく、押しつけがましい客引きや物売りに出会うこともめったにない。マーケットなども、庶民的でおもしろい。
主な見どころは、ムガール帝国の城塞ラールバーグ・フォート、バングラデシュに住むヒンズー教徒の総本山ダケッシュリ寺院、スターモスク、国会議事堂、国立博物館などが挙げられる。

【洪水のように街を流れるリキシャーに乗って、ダッカの街を散策してみよう!】

バングラデシュ ダッカにあったリキシャー
カラフルにペイントされたリキシャー(ダッカ)

バングラデシュの首都ダッカは、考えているより都会だが、アジアの首都のような発展著しい街ではない。
一昔前のアジアのような、人とリキシャーであふれた、排ガスと混乱に満ちた街である。都会と言えど、あちこちに貧困や飢餓の生々しい現状を目にするだろう。
でも、街はそんな不幸に満ちてはいない。エネルギッシュな人たちでいっぱいだ。興味本位の視線やうっとうしいほどのお節介もバングラデシュ流の好奇心と親切だと思って、人々と触れ合ってみよう。

バングラデシュで出会った外国人に興味津々な人々
どんな会話をしているのか?外国人に対して興味津々

ダッカにてCNGは天然ガスで走る
渋滞のあまりぶつかりそうな天然ガスで走るCNG(ダッカ)

市内には700を超えるモスクがあり、政治・経済はもちろん、産業・興業の中心でもある。
街は、ブリゴンガ川の河港ショドル・ガットを中心に栄えた古い街並みと細く入り組んだ路地の残るオールド・ダッカ、金融ビジネス街のモティジール、パキスタン時代から開発されている高級住宅街だったダンモンディやダッカ大学のある地区、現在の外国人居住区となっているバリダラ、グルシャン、ボナニ地区などに分けられる。


バングラデシュ ダッカ大学
広大な敷地面積を持つダッカ大学

バングラデシュのダッカにあるニューマーケットにある八百屋
ダッカで鮮やかな緑を見るとホッとする。ニューマーケットの新鮮な野菜(ダッカ)


まだまだ観光客が少なく、外国人が珍しいので、他のアジア諸国の都会とは違うおもしろさがある。
ダッカのマーケットも地元の人向けで、よくある観光客(外国人)プライスなどは存在しない庶民的なマーケットだ。それに、もちろん物によってではあるが、お土産品の値段も驚くほど安いものが多く、銭闘(戦闘)モードに入って値切る気力も失せてしまう。店内を眺めていると「FIXED PRICE」の張り紙が......。納得である。
洪水のように街を流れるリキシャーに乗って、ダッカの街を散策してみよう。

【意外と高満足度!案外イケル!爽快&快適シタラクヤ川・リバークルーズ!】

バングラデシュでクルーズ中に出会った笑顔の子供たち 最高の笑顔!私たちに笑顔をくれる村の子供たち(クルーズ途中に立ち寄った村にて)

国のほとんどが海抜の低いデルタ地帯のバングラデシュには川が多い。川の国・バングラデシュと呼ばれる所以である。そんな地の利を生かしたアクティビティーがシタラクヤ川のリバークルーズ。これがなかなかのお奨めなのだ。川の両岸には緑の大地が広がり心地よい爽やかな風に吹かれながらバングラデシュの長閑な風景を堪能できる。約2時間のクルーズ中、何隻もの船とすれ違う。砂利を満載した今にも沈んでしまいそうな古い小型ボート、川を横切る人々を乗せた渡し舟。水運の発達したバングラデシュならではの光景だ。

バングラデシュのクルーズ船
小型のボートを使ってクルーズ船に乗る

バングラデシュの運搬船
今にも沈みそうな運搬船

手を振り返してくれたバングラデシュの人
間違いなく手を振り返してくれる

川沿いにいくつかの集落が点在しているようで、川で何やら洗い物をしたり洗濯をする女性や水浴びをする人々。川沿いに生活する人々の暮らしぶりも垣間見ることもできて興味深い。面白いことに、我々が彼らを眺めているのと同じように、また、彼らも我々を眺めている。だから、遠慮せずに彼らに積極的に手を振ってみよう。間違いなく手を振り返してくれるだろう。ささやかではあるがローカルの人々との楽しい交流のひとときだ。また、時間が許せば、ある集落のサリー製造工場に立ち寄ることもできる。熟練した技術を間近に見ることができて楽しい。小さな子供までも驚くほど器用な手つきで作業している。見学を終えて工場から外に出てみると、どこから来たのか村の子供たちがたくさん集まっていた。外国人観光客の訪問は、まだ、珍しいようで、今度は我々観光客が見世物になってしまったようだ。何かを売りつけるわけでもなく、とにかく子供たちが集まってくるのだ。

シタラクヤ川リバークルーズその1
シタラクヤ川リバークルーズその2
西の空に沈む夕日(シタラクヤ川リバークルーズにて)

一緒に記念撮影をしたあとも船着場まで付いてきて船に乗った後も船が見えなくなるまで手を振り続けてくれる。ほんの数十分の触れ合いなのだが別れを惜しんでくれているのだろう。西に傾き始めた夕方のオレンジ色の太陽を背にリバークルーズは終わりを迎える。

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